園芸用語
スジキリヨトウ
別名: ヨトウムシ / 芝生の芋虫 / Spodoptera depravata
夜間に芝生の葉や茎を食害し、不規則な褐変を広げるヤガ科の幼虫です。
定義
スジキリヨトウは、芝生を食べる蛾の幼虫で、「ヨトウムシ」と呼ばれることがあります。若い幼虫は昼間にも見つかる場合がありますが、成長すると日中は土際などに隠れ、夜間に地表へ出て葉や茎を食べます。芝生で緑色や褐色の芋虫を見つけた場合の主要候補です。
見分け方と被害
幼虫は最大30mmほどになり、背面の黒い模様が識別の手掛かりになります。葉先がかじられ、褐色部分が不規則に広がるのが典型です。発生情報では5月から10月が注意期とされ、梅雨明け以降に被害が目立ちやすくなります。変色だけでは病気や乾燥と区別できないため、夕方から夜に懐中電灯で葉面と地際を確認します。
発生初期の対応
卵塊や小さな幼虫を早く見つけられれば、部分的な刈り込みや捕殺で密度を下げられます。食害が広がる場合は、芝とスジキリヨトウに登録がある農薬を選びます。製品名だけで判断せず、適用作物・対象害虫・使用時期・回数が一致するかをラベルで確認することが重要です。根が残っている芝は回復が見込めるため、防除後は過度な追肥を避けながら生育を整えます。