庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

追肥

別名: おいごえ / 追加施肥 / 追肥作業 / topdressing

野菜や草花の生育中に、不足してきた養分を補うため追加で施す肥料と施肥作業です。

Definition

追肥は、種まきや植え付けの後、植物が生育する途中で不足してきた養分を補う施肥です。植え付け前に土へ混ぜる元肥とは役割と時期が異なります。家庭菜園では、作物の生育段階、葉色、茎葉の勢い、開花や結実の状態を観察し、製品ラベルの量と間隔を守って施します。

主な方法

  • 粒状肥料を施す:株元へ直接触れさせず、根が伸びている範囲の土へ少量ずつ施します。
  • 液体肥料を与える:速く効かせたい場面で使い、指定された希釈倍率と使用間隔を守ります。
  • 複数回へ分ける:一度に多量を与えるのではなく、生育を見ながら必要量を分けて補います。
  • 施肥後に水を与える:粒状肥料を土になじませ、局所的に濃くなるのを避けます。

判断のポイント

追肥の時期は、野菜名だけで一律に決めるのではなく、生育段階と株の状態を組み合わせて判断します。葉色が薄い、茎の伸びが弱い、収穫が続いて草勢が落ちたといった変化は不足を疑う材料になります。一方で、葉やつるばかりが旺盛に伸びる、花や実がつきにくい場合は、窒素過多の可能性もあるため追加施肥を急ぎません。

家庭菜園での使い分け

葉物野菜は葉の生育期、果菜類は開花・結実と収穫が続く時期、根菜類は根の肥大段階を意識します。ただし、肥料入り培養土を使うプランターや、元肥が十分に残る畑では、追肥開始を遅らせる場合があります。土壌診断、製品表示、作物ごとの栽培説明を優先し、弱っている株へ濃い肥料を与えて回復させようとしないことが大切です。