園芸用語
コガネムシ類幼虫
別名: コガネムシの幼虫 / 芝生の白い幼虫 / チャファーグラブ / chafer grub
芝生の土中で根を食害し、芝を浮かせたり部分的に枯らしたりするコガネムシ類の幼虫です。
コガネムシ類幼虫
定義
コガネムシ類幼虫(chafer grub)は、芝生の土中で根を食べるコガネムシ類の幼虫です。白色から乳白色で、刺激を受けるとC字形に丸まるものが多く、地上の葉を食べるガ類幼虫とは被害の位置が異なります。根付きが弱くなるため、傷んだ芝が絨毯のようにめくれることが代表的な手掛かりです。
芝生で疑うサイン
- 芝が浮く:軽く引くとマット状にはがれ、根量が減っています。
- 不規則な変色:水やりをしても戻りにくい茶色や黄色の部分が広がります。
- 鳥の掘り返し:鳥などが幼虫を探して同じ場所をつつきます。
- 境界に幼虫がいる:枯れた部分と緑の部分の境を小さくめくると、幼虫と根の状態を同時に確認できます。
防除の考え方
白い幼虫を一匹見つけただけで全面処理を決めず、被害の広がり、根の残り方、幼虫の数を確認します。薬剤を使う場合は「芝」と「コガネムシ類幼虫」の両方に登録がある製品を選び、ラベルにある使用量・使用時期・回数を守ります。天敵線虫は土壌水分と温度条件が合うときの選択肢ですが、対象種と適期の確認が必要です。
英国のRoyal Horticultural Societyは、対象とするチャファーグラブについて幼虫の活動期を8月から4月、成虫期を5月から6月としています。これは英国の種類と気候に基づくため、日本の庭では国内の発生情報と製品表示を優先します。