庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

シロツメクサ

別名: クローバー / シロクローバー / 白詰草 / Trifolium repens / white clover

地表をほふく茎で覆い、芝生代替や緑肥、蜜源に利用されるマメ科の植物です。

定義

シロツメクサ(クローバー)は、マメ科シャジクソウ属に属し、地表をはう茎が節ごとに発根してマット状に広がる植物です。学名は Trifolium repens です。庭では芝生代替のグランドカバー、牧草、緑肥、蜜源として利用されます。

主な特徴

  • ほふく性:地表を走る茎が節で根を出すため、空いた地面を横方向へ覆います。
  • 窒素固定:根粒菌との共生によって大気中の窒素を植物が利用できる形へ変えます。
  • 開花:白い球状の花を付け、ミツバチなどの訪花昆虫を引き寄せます。
  • 被覆力:裸地や斜面の土を覆えますが、花壇や隣接区画への広がりは管理が必要です。

庭での活用

芝生の全面代替にする方法と、芝草へ混ぜる方法があります。観賞中心の場所では花と柔らかな葉を楽しめます。一方、同じ場所を繰り返し歩く通路では裸地化しやすいため、舗装や踏圧に強い植物と使い分けます。刈り込みによって草丈と開花量を調整できます。

管理上の注意

「低管理」は「放置できる」という意味ではありません。境界から伸びる茎の切り戻し、梅雨前の風通し確保、裸地への追いまきが必要になる場合があります。白い花を残せば蜜源になりますが、裸足で遊ぶ場所やハチ刺傷リスクを避けたい場所では、開花前後に刈る設計が向きます。