園芸用語
ドライフラワー
別名: 乾燥花 / 乾燥花材 / dried flower
花や葉、実などの水分を抜き、形や色合いを残して観賞・加工に使う乾燥花材。
定義
ドライフラワーは、花・葉・茎・実などの植物素材から水分を抜き、乾いた質感や形、色合いを生かして飾る花材です。生花をそのまま保つ方法ではなく、乾燥に伴う縮みや色の変化も仕上がりの一部として扱います。花材の水分量、花弁や萼の厚さ、収穫時の鮮度によって完成度が変わります。
主な作り方
- 自然乾燥:不要な葉を除き、少量ずつ逆さに吊るして水分を抜く方法です。
- シリカゲル乾燥:乾燥剤で花を包み、立体的な花の形と色を残しやすくする方法です。
- 押し花:花を平らに挟んで乾燥させ、カードや額装などの平面作品に使う方法です。
向く花材の見分け方
もともと水分が少なく、花弁・萼・茎がしっかりした花材は乾燥が速く、形崩れや変色を抑えやすい傾向があります。センニチコウ、帝王貝細工、スターチスのように生花の時点で乾いた触感を持つ花は、自然乾燥との相性が良好です。水分が多い花や薄く繊細な花弁は、シリカゲルなど別の方法を検討します。
飾り方と管理
完成後はスワッグ、リース、花瓶飾り、小物制作などに使えます。直射日光と湿気は退色や劣化につながるため、窓辺や水回りを避け、乾燥した場所で扱います。花材同士を密着させず、埃やカビがないか定期的に確認することも大切です。