庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

ふるい

別名: 篩 / 土ふるい / 園芸用ふるい / sieve

網目より小さい粒を通し、大きい粒や異物を分けるための道具です。

定義

ふるいは、網や穴あき板の上で粒状の材料を動かし、開口部より小さい粒を通過させ、大きい粒を網上に残す分級用の道具です。園芸では、古い用土から根、枯れ葉、鉢底石などを取り除く土ふるいとして使われます。

園芸用ふるいの構成

  • 本体:土を受けて振るための円形または角形の枠です。
  • 替え網:荒目・中目・細目など、異なる目合いへ交換できる網です。
  • 網上物:網を通らずに残る根、小石、鉢底石などです。
  • 網下物:網目を通過した土粒や微塵です。

市販品の網目は統一されておらず、同じ「荒目」「中目」「細目」という名称でも寸法が異なります。用途を決める際は呼び名だけでなく、ミリメートル表示を確認します。

古土再生での使い方

古い土を十分に乾かして根鉢をほぐし、最初に荒い網で鉢底石や太い根を分けます。次に中程度の網で細い根や枯れ葉を除き、必要に応じて細い網で排水性を落としやすい微塵を分けます。一度に大量の土を入れると網が詰まりやすいため、網面が見える程度の少量ずつ処理します。

網目を選ぶ基準

目的網目の考え方網上に残すもの
鉢底石の回収荒い目鉢底石、大きな根、木片
一般的な古土の掃除中程度の目根、枯れ葉、肥料かす
微塵の分離細い目再利用する土粒

網目の数値は「残したい粒の最小径」を基準に選びます。古土再生では、ふるい分けだけで病原菌や害虫卵を除去できるわけではないため、栽培履歴に応じて消毒や土壌改良も別工程として行います。