庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

イチイ

別名: 一位 / オンコ / アララギ / Taxus cuspidata / Japanese yew

刈り込みに耐え、庭木・生垣・トピアリーに利用される日本原産の常緑針葉樹です。

定義

イチイは、日本、中国、シベリアに分布するイチイ科イチイ属の常緑針葉樹です。刈り込みに耐え、寿命も長いため、庭木、生垣、トピアリーに利用されます。自然状態では高木になりますが、定期的な剪定によって高さと輪郭を抑えて管理できます。

トピアリーに向く特徴

  • 常緑性:冬も輪郭が見えるため、庭の骨格として通年利用できます。
  • 刈り込み耐性:新梢を整えながら、円錐形や幾何学形を段階的に作れます。
  • 縦方向の樹形:高さのある円錐、柱形、段づくりなどに応用しやすい素材です。

剪定時期

新芽が動き出す前の晩冬から春先と、秋が主な剪定時期です。輪郭から少し飛び出した枝を軽く整える作業は別として、真夏の強い剪定は株への負担になる場合があります。株元から出るひこばえや、内部で混み合う枝も同時に整理します。

利用上の注意

イチイは大きく育つ樹木なので、完成形だけでなく、将来の高さと毎年の剪定負担を見込んで植える場所を決めます。果実の種には毒性があるため、子どもやペットが近づく庭では落果を含めて管理します。小さな鉢だけで長期維持するより、根域を確保できる場所に適します。