園芸用語
軽石
別名: 園芸用軽石 / 鉢底石 / pumice / horticultural pumice
多孔質で軽い火山岩を粒状にした、園芸用土の排水性と通気性を補う無機質資材です。
Definition
軽石は、気泡を多く含む多孔質で軽い火山岩です。園芸では粒状の無機質資材として、用土へ混ぜて排水性と通気性を補ったり、大粒を鉢底の排水層に使ったりします。粒そのものにも孔があるため、余分な水を逃がすだけでなく、少量の水分を保持する性質もあります。
園芸での役割
- 排水性の補助:細かな有機質が多い用土へ混ぜ、余分な水の通り道を確保します。
- 通気性の補助:粒間の空間を保ち、根域の圧密を抑えます。
- 鉢底材:大粒を鉢底へ使う場合は、植え替え時に分けやすいようネットへ入れる方法もあります。
- 乾燥寄りの配合:多肉植物やサボテンなど、長い過湿を避けたい植物の用土へ配合します。
赤玉土・鹿沼土との違い
赤玉土は保水性と保肥性を含む基本用土として使いやすく、鹿沼土は酸性という化学的な特徴が選択理由になります。軽石の主な役割は、pHを狙って調整することではなく、粒構造で排水性と通気性を補うことです。三者は代用品というより、植物・鉢・水やり環境に合わせて役割を組み合わせる資材です。
使用上の注意
軽石だけでは植物に必要な肥料分を供給できません。また、細かすぎる粒や微塵が多い製品は、期待する排水性を得にくい場合があります。用土へ混ぜる前に粉を落とし、屋内で扱うときは粉じんを吸い込まないよう注意します。軽石を増やした配合では乾きが早くなるため、固定した日数ではなく鉢の乾き方を見て水やりを調整します。