園芸用語
クロロシス
別名: 黄化 / 白化 / 葉の黄化 / chlorosis
葉のクロロフィルが不足し、葉脈間などが淡緑色から黄色・白色へ変わる症状です。
定義
クロロシスは、葉のクロロフィルが不足し、葉組織が淡緑色から黄色または白色に変わる症状です。病名そのものではなく、養分不足、土壌の高いpH、排水不良、傷んだ根など複数の原因から生じる徴候です。進行すると葉脈まで黄化し、葉縁の褐変や落葉につながることがあります。
見分ける手掛かり
- 新しい葉から黄化:鉄の利用障害などを候補にします。
- 古い葉から黄化:マンガン、亜鉛、窒素、マグネシウム、カリウムなどの不足や根域の問題を候補にします。
- 葉脈間だけが黄化:クロロフィル低下の分布を確認し、葉脈が緑色のままかを見ます。
- 葉縁まで茶色い:重度の黄化に加え、葉焼けや水分ストレスも切り分けます。
原因の考え方
土に養分が存在していても、根が傷んでいる場合や土壌pHが高い場合には吸収できないことがあります。このため、黄色い葉を見てすぐ追肥するのではなく、土の乾き方、排水性、根の状態、新葉と古葉のどちらから始まったかを先に確認します。原因が根域にあるときは、肥料だけを追加しても改善しません。