園芸用語
イヌツゲ
別名: 犬柘植 / Ilex crenata / Japanese holly / キンメツゲ
小さな常緑葉と密な枝を持ち、玉仕立てや動物形のトピアリーに利用される低木です。
定義
イヌツゲは、モチノキ科モチノキ属の常緑低木で、小さな葉と密に分かれる枝を持つ庭木です。刈り込みに耐えるため、生垣、玉仕立て、動物形のトピアリーに利用されます。名前にツゲとありますが、ツゲ科のツゲとは別の植物です。
トピアリーに向く特徴
- 小さな葉:球や動物形の曲面を細かく見せやすく、切断後の面が粗く見えにくい性質です。
- 密な枝:少量ずつ刈り込みを重ねると、輪郭の隙間を枝葉で埋めやすい植物です。
- 常緑性:年間を通じて外形が見えるため、庭の焦点や低い生垣として利用できます。
キンメツゲ
キンメツゲはイヌツゲの仲間で、普通のイヌツゲより葉が小さく、春の新芽が黄金色になることから名付けられています。玉仕立てのほか、小鳥や象などの造形にも利用できます。苗木の掲載情報では生育はゆっくりで、急いで深く切るより新芽を育てながら形を詰める管理に向きます。
管理上の注意
全周を同じ距離から確認し、正面だけを平らに切らないことが球形維持の基本です。内部の枯れ枝や混み合う枝も点検し、輪郭を整える刈り込みと風通しを確保する剪定を分けます。苗木を購入するときは、作りたい形に近く、枝葉に大きな空白がない株を選びます。