庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

土壌pH

別名: 土壌酸度 / 土のpH / soil pH

土壌の酸性・アルカリ性を0〜14の尺度で表し、養分の利用しやすさに影響する指標です。

Definition

土壌pHとは、土が酸性かアルカリ性かを0〜14の尺度で示す指標です。7未満が酸性、7を超えるとアルカリ性で、養分の溶け方や根が利用できる形に影響します。pHが合わないと、土中に養分があっても欠乏症状のように見える場合があります。

調整前の確認

  • 育てる植物が好む範囲を確認します。
  • 花壇や菜園の複数地点から試料を採ります。
  • 石灰を入れる前に現在値を測ります。
  • 前年の石灰施用、堆肥、肥料の履歴を記録します。

多くの園芸作物は弱酸性から中性付近で育ちますが、ブルーベリーやツツジ類のように酸性を好む植物もあります。全区画へ一律に石灰を入れるのではなく、植物と測定値を対応させます。

よくある誤解

「日本は雨が多いから毎年石灰が必要」とは限りません。土質、資材履歴、灌水、作物でpHは変わります。石灰量は土壌pHだけでなく、土のpH変化への抵抗性を示す緩衝能にも左右されるため、精密な調整では検査機関の推奨を使います。